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ルーターとは!

ルーターとはネットワーク(LAN)を作るための中継装置です

LAN(ラン)とは!

ルーターの主な役割は、複数の端末でインターネットを利用したり、
ルーターを中継して端末同士での通信を可能にしたりする事です
それらを可能にするのがルーターのDHCPサーバー機能です

ルーター機能(DHCPサーバー機能)

通常、インターネットを利用するために、プロバイダーなどの事業者から契約者に
1つのグローバルIPアドレス※(インターネット上の住所)を割り当てられますが、
※ルーターまでの住所

複数の端末を接続する場合、IPアドレスが1つだと、 どの端末に情報を返していいのか分かりません
※マンションの住所は分かるけど、部屋が分からないような感じ?
そこで、ルーターのDHCPサーバー機能が、各機器を識別できるように、
LAN / 無線LANでつながる各機器に対して、自動的にプライベート(ローカル)IPアドレスを割り当て、
複数の端末からインターネットを利用出来るようにします

IPアドレス

また、自動で割り当てされるプライベート(ローカル)IPアドレスを固定したい場合は、
MACアドレス(各端末に製造時からついている識別番号)に、IPアドレスを指定して登録することで可能です

PPPoE

固定タイプのルーターには、PPPoE機能があります
フレッツ光、フレッツADSLなどで利用するプロバイダとの認証機能で、 ルーターで設定すれば、PCを買い替えても設定不要です

その他にも、
メーカーや機種によって色々な機能があります、詳しくはメーカーのサイトなどでご覧下さい

ルーターは大きく分けて2種類

固定タイプの無線LANルーターと、
外でも使えるタイプのモバイルルーターで、
どちらも無線LANルーター(WiFiルーター)です

一般的な固定タイプの無線LANルーターは、
単体では繋いだ端末をインターネットに接続する事が出来ません
回線事業者から貸し出される
光回線ならONU(光信号⇔デジタル信号)、ADSLならモデム(アナログ信号⇔デジタル信号)、
という変換装置の後に繋ぐ事で、
ルーターと繋がるネットワーク(LAN)の端末をインターネットに接続する事ができます
※回線事業者から貸し出される、ルーター機能付きONU/モデムもあります

モバイルルーターは、無線信号⇔デジタル信号に変換する機能を持つ為、
モバイルルーターだけで、電波(4G LTE 3G)を送受信し、繋いだ端末をインターネットに接続する事ができます

ルーター

但し、モバイルルーター本来の目的は、
スマートフォンやタブレット、パソコンなどの端末をインターネットに接続する事で、
モバイルルーターを中継(プライバシーセパレータ機能OFF)して、各端末同士でデータをやり取りする事も可能ですが、あまり向いていません

利用するモバイルルーター、接続する機器や端末の台数、利用環境などによりますが、
多くの機器や端末を繋いでネットワーク(LAN)を構築する場合は、
固定タイプの無線LANルーターを合わせて使うのがおすすめです

WIMAXなどのモバイルルーターを利用する場合、
LANポートの付いたクレードルを利用して、無線LANルーターに繋げば、
固定回線と同じようなネットワークの構築が可能です
また、クレードルの代わりにイーサネットコンバータを利用して、
無線LANルーターに繋ぐ事もできます

Ethernet(イーサネット)とは!

ルーター

無線LANルーターを通常のルーターモードで設定した場合
モバイルルーターを持ち出しても、インターネットは利用できませんが、
無線LANルーターを中継して繋がる端末同士の通信はできます

無線LANルーターをブリッジモード/アクセスポイントなど、
ルーター機能を無効にして設定した場合
ネットワーク(LAN)は、モバイルルーターを親機として構築するため
モバイルルーターを持ち出すと、ネットワーク(LAN)も機能しません

ルーターのモード RT/BR/AP

ほとんどの無線LANルーターは、背面に切換えのスイッチがあり、

  • 通常使うルーターモード(RT)DHCPサーバー有効
  • ブリッジモード(BR)/アクセスポイント(AP)DHCPサーバー無効
  • また、ルーターによっては、接続された機器の情報を元に、
    ルーター機能(DHCPサーバー)のON/OFFを自動で切り替える「AUTO」などがあります
※メーカーや機種によって異なります

一般的には、1階と2階でルーター(2台)を使う場合など、
どちらか1つは、ルーター機能(DHCPサーバー)を使わずに、
ブリッジモード(BR)/アクセスポイント(AP)などに切換え、
無線Hub(機器を繋ぐだけでIPアドレスの割り当てはしない)として利用します

※2台ともルーター機能を使った場合、2つの異なるネットワークができます

ルーターによっては、新規に設定または変更する場合、
無線LANルーターやパソコンなどの電源を一度切る、または電源を一度抜いてから行う必要があります
また、使用するモデムや終端装置などによっては、モデムや終端装置と無線LANルーターの電源を一定時間切らなくてはならない場合があります。
詳細は、説明書やメーカーのHPでご覧下さい

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